しも‐がこい【霜囲い】
「霜除(しもよ)け」に同じ。《季 冬》「—めをとのごとくそれは牡丹/青邨」
しも‐が‐しも【下が下】
最下級。げのげ。「—と人の思ひ捨てしすまひなれど」〈源・夕顔〉
しも‐がち【下勝ち】
[形動ナリ]下の方ほど長く大きくなっているさま。「なほ—なる面(おも)やうは、大方おどろおどろしう長きなるべし」〈源・末摘花〉
しもがも【下鴨】
京都市左京区の地名。賀茂川と高野川にはさまれた地域。
しもがも‐じんじゃ【下鴨神社】
賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)の通称。
しも‐がれ【霜枯れ】
1 しもがれること。また、その枯れた草木。《季 冬》「—の芭蕉を植ゑし発句塚/杉風」 2 商売が暇で景気が悪いこと。「—の二月、八月」 3 「霜枯れ時」の略。
しもがれ‐どき【霜枯れ時】
1 草木が霜に枯れてしまう時期。 2 商売などの景気がよくない時期。
しもがれ‐みつき【霜枯れ三月】
年の暮れの、特に景気の悪い3か月。10月・11月・12月をいう。
しも‐が・れる【霜枯れる】
[動ラ下一][文]しもが・る[ラ下二]草木が霜にあって枯れる。「—・れて荒涼とした野原」
しも‐き【下期】
会計年度などで、1年を2期に分けたときの後半の6か月。下半期。⇔上期(かみき)。