しも‐さき【霜先】
霜の降りはじめるころ。陰暦10月ごろ。「干鮭(からさけ)は—の薬喰ひぞかし」〈浮・一代男・三〉
しもさき‐の‐きんぎん【霜先の金銀】
陰暦10月ごろ、師走を控えて特に貴重に感じられる金銭。「—あだに使ふことなかれ」〈浮・胸算用・三〉
しも‐さぶらい【下侍】
清涼殿の殿上(てんじょう)の間の南にある、侍臣の詰め所。遊宴の場所でもあった。
しも‐ざ【下座】
1 人々が並んですわるとき、目下の者がすわる座席。末席。げざ。⇔上座(かみざ)。 2 芝居の舞台で、客席から見て左の方。げざ。⇔上座。
しも‐ざま【下様/下方】
1 下の方。⇔上様(かみざま)。「狩衣の前、—にまくり入れてもゐるかし」〈能因本枕・二五〉 2 身分・教養などの低い人々。しもじも。⇔上様(かみざま)。「—の人の物語は、耳驚く事のみあり」〈徒然...
しも‐ざむらい【下侍】
身分の低い侍。
駟(し)も舌(した)に及(およ)ばず
《「論語」顔淵から》いったん口に出した言葉は、4頭立ての馬車で追いかけても、追いつくことはできない。言葉は慎むべきであるというたとえ。駟馬を追う能(あた)わず。
しもじしま‐くうこう【下地島空港】
沖縄県宮古島市にある空港。地方管理空港の一。昭和54年(1979)開港。宮古島の西約7キロメートルの下地島に位置する。愛称、みやこ下地島空港。
しも‐じも【下下】
身分や地位の低い人々。庶民。
しも‐じょちゅう【下女中】
台所などで雑用をする女中。⇔上女中(かみじょちゅう)。