しょう・する【抄する/鈔する】
[動サ変][文]せう・す[サ変] 1 紙をすく。「和紙を—・する」 2 古典などの一部を抜き出して注釈を加える。「注にあれども—・するぞ」〈史記抄・游侠伝〉 3 資料から書き抜いて本をつくる。「...
しょう・する【消する/銷する】
[動サ変][文]せう・す[サ変] 1 消える。また、消す。「山高くして雪—・せず」「この恨みを—・するすべなし」 2 日時を過ごす。暮らす。「酒を飲(のん)で日を—・するのみ」〈秋水・兆民先生〉
しょう・する【称する】
[動サ変][文]しょう・す[サ変] 1 名乗る。名づけて言う。「自ら名人と—・する」「論文と—・するほどのものではない」 2 口実として言う。偽って言う。「病気だと—・して会社を休む」 3 ほめ...
しょう・する【証する】
[動サ変][文]しょう・す[サ変]《「しょうずる」とも》 1 証拠立ててはっきりさせる。証明する。「無実を—・するに足る事実」 2 確かであると請け合う。保証する。「生命の安全は—・しがたい」 ...
しょう・する【頌する】
[動サ変][文]しょう・す[サ変]文章や言葉で人の功績などをほめたたえる。「我心(むね)の中には姫が徳を—・する念(おもい)満ちたり」〈鴎外訳・即興詩人〉
しょう・する【誦する】
[動サ変][文]しょう・す[サ変]詩や経文などを声を出して読む。唱える。「藤村の詩を—・する」
しょう・する【賞する】
[動サ変][文]しゃう・す[サ変] 1 ほめたたえる。「永年勤続につき、これを—・する」 2 美しいものや趣の深いものを見て楽しむ。観賞する。「千曲川の眺望は…ほしいままに—・することができる」...