しょうりょう‐だな【精霊棚】
盂蘭盆(うらぼん)に、先祖の精霊を迎えるために用意する棚。位牌(いはい)を安置し、季節の野菜・果物などを供える。たまだな。《季 秋》
しょうりょう‐とんぼ【精霊蜻蛉】
精霊祭り(盂蘭盆)のころ現れるトンボ類の俗称。ウスバキトンボをさすことが多い。
しょうりょう‐ながし【精霊流し】
盆の終わりの15日の夕方か16日の早朝に、精霊を送り返すため、供物をわらや木で作った舟に乗せて川や海に流す行事。灯籠(とうろう)を流すこともある。しょうろながし。《季 秋》
しょうりょう‐ばった【精霊蝗】
バッタ科の昆虫。体は細長く、頭部は長三角形に突き出し、前翅(まえばね)の先がとがる。雌は体長約8センチ、雄は約4センチ。飛ぶときにキチキチという音を出す。草原にすむ。きちきちばった。こめつきばっ...
しょうりょうばった‐もどき【擬精霊蝗】
バッタ科の昆虫。ショウリョウバッタに似るが小形で、発音しない。草原にすむ。
しょうりょう‐ぶね【精霊舟】
精霊流しに用いる、麦わら・木などで作った舟。盆舟。《季 秋》「ひたすらに—のすすみけり/禅寺洞」
しょうりょう‐まつり【精霊祭(り)】
⇒盂蘭盆(うらぼん)
しょうりょう‐むかえ【精霊迎え】
盂蘭盆(うらぼん)の初日に、迎え火をたいて精霊が帰ってくるのを迎えること。たまむかえ。《季 秋》
しょうりょう‐めし【精霊飯】
⇒盆竈(ぼんがま)