しろ・し【著し】
[形ク]《「しろ(白)し」と同語源》「しる(著)し」に同じ。「又—・く院がたへ参るよしを言ひて」〈保元・上〉
しろ‐した【白下】
《白砂糖の下地の意》サトウキビを煮詰めてできた、砂糖の結晶と糖蜜のまざった半流動物。精製を繰り返して和三盆などに加工。
しろした‐がれい【城下鰈】
別府湾に臨む大分県日出(ひじ)町沖でとれるマコガレイ。
しろ‐したば【白下翅】
ヤガ科のガ。翅(はね)の開張約9センチ。前翅は灰褐色、後ろ翅は白色で中央部と外縁に暗色帯がある。夏に山地に多い。
しろ‐しっくい【白漆喰】
顔料を加えない白色のしっくい。壁の上塗りに使う。
しろ‐しぼり【白搾り】
「しらしぼり1」に同じ。
しろし‐め・す【知ろしめす】
[動サ四]《「しらしめす」の音変化で、平安時代以降の語》「知る」の尊敬語。 1 知っていらっしゃる。おわかりでいらっしゃる。「故按察大納言は、世になくて久しくなり侍りぬれば、え—・さじかし」〈源...
しろ‐ざけ【白鮭】
サケの別名。
しろ‐しょいん【白書院】
《「しろじょいん」とも》檜(ひのき)の白木造りを主とし、漆塗りをしていない書院。武家では奥向き、寺家では表向きの座敷。→黒書院
しろ‐しょうぞく【白装束】
1 上下ともに白い衣服。また、それを着ること。多く神事や凶事のときに用いる。 2 束帯の下着に白色を用いた装束。