い‐ぶつ【異物】
1 普通とは違ったもの。違和感を与える奇異なもの。 2 体内に入ってきて、または体内に発生して、周囲の体組織になじまないもの。「目に—が入る」「腹部の—を摘出する」 3 死体。死骸(しがい)。「...
くつ【靴/履/沓/鞋/舃】
足を覆うように作った履物の総称。革・人造皮革・ゴム・ビニール・布などを材料とし、用途に応じて種々のものがある。古くは、烏皮(くりかわ)の履・浅沓(あさぐつ)・糸鞋(しがい)・麻沓(おぐつ)・錦鞋...
さし‐がい【指肘】
舞楽の舞の手の一。左手を前に伸ばし、右手を伏せ、それを左上へさすのが左指肘(ひだりさしがい)、その反対が右指肘。さすかいな。
どぶ‐がい【溝貝/土負貝】
イシガイ科の二枚貝。池沼の泥底にすむ。貝殻は薄く、球卵形でよく膨らみ、殻長8センチくらい。殻表は黒褐色で滑らか、内面は真珠色。えらにタナゴが産卵する。ぬまがい。
つるあし‐るい【蔓脚類】
甲殻綱蔓脚亜綱の節足動物の総称。すべて海産。フジツボ・エボシガイ・カメノテ・フクロムシなどが含まれ、殻から蔓状の脚を出す。まんきゃくるい。
てんぐ‐の‐めしがい【天狗の飯匙】
テングノメシガイ科のキノコ。秋、林内の地上に生え、しゃもじ形をし、高さ6〜8センチ。全体を微細な黒い針状の毛が覆う。
た‐にし【田螺】
タニシ科の巻き貝の総称。水田や池沼の泥中で越冬し、春、水底に現れる。貝殻は丸みのある円錐形で、殻高3.5〜7センチ。殻表は滑らかで黒緑色。卵胎生。日本には、大形のオオタニシ、中形のマルタニシ・ナ...
たん‐しょく【貪食】
[名](スル)「どんしょく(貪食)」に同じ。「禿鷲(はげわし)らは…屍骸(しがい)を見つけて—し」〈中勘助・鳥の物語〉
すかし‐がい【透かし貝】
スカシガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁にすむ。貝殻は長楕円形の笠形で、殻長約2.5センチ、殻中央にくさび形の大きな穴があり、水管を出す。北海道南部から南に分布。
さす‐かいな【指す肘/指す肱】
⇒指肘(さしがい)