じ‐がん【慈眼】
1 ⇒じげん(慈眼) 2 いつくしみのこもった目。慈悲のまなこ。〈日葡〉
じ‐がみ【地髪】
1 入れ髪やかつらなどではない、自然に生えている頭髪。地毛(じげ)。自毛(じもう)。 2 頭巾などをかぶらないで、髪をあらわにすること。「宵は綿帽子、更けては—、夜歩(あり)き足音かるく」〈浮・...
すさまじ・い【凄まじい】
[形][文]すさま・じ[シク]《動詞「すさ(荒)む」の形容詞化。古くは「すさまし」とも》 1 程度がはなはだしいさま。 ㋐恐ろしい。ものすごい。「—・い形相」「—・い台風のつめあと」 ㋑驚くほど...
かち‐え【褐衣】
古代・中世、地下(じげ)武官、または随身(ずいじん)などの上着。袍(ほう)形式で、狩衣(かりぎぬ)に似て裏をつけず、腋(わき)を縫わずにあけたもの。褐襖(かちあお)。かちぎぬ。
げじ【蚰蜒】
ゲジ目の節足動物。体長約3センチであるが、15対のきわめて長い歩脚をもつので大きく見える。家屋内の害虫を捕食する益虫。げじげじ。《季 夏》 [補説]歴史的仮名遣いは「げぢ」とする説もある。
かり‐ばかま【狩袴】
地下(じげ)の官人が狩猟のときにつけた括(くく)り袴。貴族のものより幅が狭い。奴袴(ぬばかま)。
げじげじ‐しだ【蚰蜒羊歯】
ヒメシダ科の多年生のシダ。関東以西の林縁や石垣などに生える。葉は長さ30〜60センチで、羽状に分裂した羽片が中軸に互生するようすがゲジゲジを思わせるのでこの名がある。
げん‐ぷく【元服】
[名](スル)《「げんぶく」とも》 1 奈良時代以降、男子が成人になったことを示す儀式。ふつう、11〜16歳の間に行われ、髪を結い、服を改め、堂上家以上は冠、地下(じげ)では冠の代わりに烏帽子(...
けむし‐まゆ【毛虫眉】
太く濃い、毛虫のようなまゆ。げじげじまゆ。
しょ‐だいぶ【諸大夫】
1 四位または五位の位階を授けられた者の総称。 2 親王・摂政・関白・大臣家などの家司(けいし)に補せられた者で、四位・五位まで昇進した地下人(じげにん)。 3 武家で、五位相当の者。