じしんは‐の‐かげ【地震波の影】
震源から地震波が地球内部を通って広がるとき、地表上において地震波が伝わらない帯状の領域。震源から地球の中心を結ぶ軸からのなす角(角距離)が、S波の場合103度以上、P波の場合103度以上143度...
じしん‐ばいばい【地震売買】
地上権または土地の賃借権が登記されていない場合に、地主が地代値上げの目的で建物のある土地を仮装的に売買すること。日露戦争後の地価の暴騰の際に盛んに行われた。地震のように借地上の建物の存立の基盤を...
じしん‐ばん【自身番】
江戸時代、江戸・大坂などの大都会で、市中の警備のために各町内に置かれた番所。初め地主自らがその番にあたったが、のち、町民の持ち回りとなった。
じしんばん‐や【自身番屋】
自身番が詰めた小屋。自身番所。番屋。
じしんひがいそうきひょうか‐システム【地震被害早期評価システム】
内閣府の地震防災情報システムを構成するシステムの一。地震発生直後に被害規模の概要を短時間で推計する。気象庁からの地震情報を受けて、全国市区町村の地形・地盤・建築物・人口などのデータベースから震度...
じしんふんかつなみきけんたんぽ‐とくやく【地震噴火津波危険担保特約】
自動車保険における特約の一つ。一般の自動車保険では免責となる地震・噴火・津波などによる損害に対しても保険金が支払われるもの。地震噴火津波危険補償特約。
じしん‐ほけん【地震保険】
地震・噴火およびそれによる津波を原因として、住宅や家財が火災・損壊・埋没・流出した場合の損害を補償する保険。火災保険に付帯して契約する任意保険。 [補説]火災保険だけでは、地震によって発生・延焼...
じしん‐ほんぶ【地震本部】
「地震調査研究推進本部」の略称。
じしん‐モーメント【地震モーメント】
断層面をずらそうとする偶力のモーメントの大きさ。地震を起こした断層運動の強さを物理的に表したもの。大型の地震の場合は、震度計の針の揺れから算出するマグニチュードよりも、破壊エネルギーの大きさを忠...
じしん‐よい【地震酔い】
地震が起きていないにもかかわらず、地震のような揺れを感じること。乗り物酔いと同じように、地震による揺れの刺激が内耳に作用し、自律神経の失調状態を起こすと考えられている。 [補説]平成23年(20...