じょう【条】
[名] 1 箇条書きにした一つ一つの項目。条項。「—を追って審議する」 2 …のこと。…の件。「先般お申し越しの—、承知いたしました」 3 接続助詞的用法。 ㋐…によって。…の故に。現代文では...
じょう【杖】
1 律の五刑の一。つえで罪人を打つ刑。その数60回から100回まで10回刻みの5等級に分かれ、笞(ち)より重く、徒(ず)より軽い。杖刑。杖罪。 2 中世、田地の面積の単位。1杖は1段(たん)の5...
じょう【状】
[名] 1 実際のありさま。すがた・かたちや、なりゆき。「混乱の—をつぶさに報告する」 2 手紙。書状。「貴兄よりの—拝受致しました」 [接尾]名詞に付いて、…のような形である、…に似たよう...
じょう【定】
[名] 1 それと決まっていること。また、いつもそうすること。「『ろおれんぞ』のいる方へ眼づかいをするが—であった」〈芥川・奉教人の死〉 2 確かなこと。真実。「嚊(かか)も嘗められたというが...
じょう【帖】
[名]折り本。折り手(で)本。また、屏風(びょうぶ)など折り本ふうに仕立てたもの。 [接尾]助数詞。 1 折り本・屏風・盾(たて)や僧の袈裟(けさ)などを数えるのに用いる。「宇治十—」 2 ...
じょう【乗】
[名] 1 掛け算。乗法。「加減—除」 2 史書。歴史。 3 乗り物。「古へ屈産(くっさん)の—、項羽が騅(すい)」〈太平記・一三〉 [接尾]助数詞。 1 同じ数を掛け合わせる回数を示す語。...
じょう【城】
とりで。しろ。城郭。「—の内より石弓はづしかけたりければ」〈平家・二〉
じょう【尉】
1 老翁。おきな。特に能で、老翁の役。また、それに用いる能面。⇔姥(うば)。→尉面 2 炭火の白い灰となったもの。「あらかた—になりかけた炭火」〈里見弴・安城家の兄弟〉 3 律令制で、衛府(えふ...
じょう【情】
1 物に感じて動く心の働き。感情。「憂国の—」「好悪の—」「知—意」 2 他人に対する思いやりの気持ち。なさけ。人情。「—の深い人」「—にもろい」 3 まごころ。誠意。 4 意地。 5 特定の相...
じょう【場】
場所。会場。