ぎ【祇】
[人名用漢字] [音]ギ(呉) 土地の神。くにつかみ。「神祇(じんぎ)・天神地祇」 [補説]「祗候(しこう)」の「祗」は別字。 [名のり]けさ・のり・まさ・もと [難読]祇園(ぎおん)
しょりょう‐りょう【諸陵寮】
1 天平元年(729)諸陵司を改めたもの。 2 明治2年(1869)神祇官(じんぎかん)中に設置され、陵墓の管理を担当した役所。のち、宮内省に移籍。
しょう‐し【少史】
律令制で、神祇官(じんぎかん)・太政官(だいじょうかん)の主典(さかん)のうち、大史の下に位するもの。
げんちょうひし【元朝秘史】
中国の歴史書。12巻。編者未詳。1240年ごろウイグル文字で書かれたといわれ、原本は残っていないが、漢訳および漢字での音写本がある。元のチンギス=ハンとオゴタイの実録で、説話や伝承もまじる。那珂...
かん‐もん【勘文】
平安時代以後、明法道・陰陽道(おんようどう)など諸道の学者や神祇官(じんぎかん)・外記(げき)などが朝廷や幕府の諮問に答えて、先例・日時・方角・吉凶などを調べて上申した意見書。勘状。勘注。かんが...
じん‐ぎ【仁義】
1 仁と義。儒教道徳の根本理念。 2 道徳上守るべき筋道。「—にもとる行為」「—を重んじる」 3 他人に対して欠かせない礼儀上の務め。義理。 4 《「辞宜(じんぎ)」からか》ばくち打ち・香具師(...
かむみそ‐の‐つかい【神御衣の使】
古代、大嘗祭(だいじょうさい)のとき、神祇官(じんぎかん)の命を受けて、神服を織る長(おさ)と織女10人を率いて上京した三河国神服社の神職。
かん‐しゃ【官社】
1 律令制で、神祇官(じんぎかん)の神名帳に記載されていて、祈年祭(としごいのまつり)・月次祭(つきなみのまつり)・新嘗祭(にいなめさい)などを行った神社。官帳社。式内社。 2 明治以後の官幣社...
かん【汗】
[常用漢字] [音]カン(漢) [訓]あせ 〈カン〉 1 あせ。あせをかく。「汗顔・汗牛充棟/発汗・流汗・冷汗」 2 中国の北方民族の首長の称。可汗。「成吉思汗(ジンギスかん)」 [補説]2は...
かん‐ちょう【官長】
1 役所の長官。役人の長。 2 旧制の内閣書記官長。現在の内閣官房長官。翰長(かんちょう)。 3 太政官(だいじょうかん)または神祇官(じんぎかん)の長。