しん‐みつ【深密】
[名・形動ナリ]《「じんみつ」とも》 1 秘密めいて奥深いこと。また、そのさま。「—なる君が匂いの舞踊る」〈荷風訳・九月の果樹園〉 2 考えが深く行きとどいていること。綿密。緻密(ちみつ)。 3...
じん‐みゃく【人脈】
《山脈・鉱脈などになぞらえた語》ある集団・組織の中などで、主義・主張や利害などによる、人と人とのつながり。「豊富な—を誇る」
しん‐みょう【深妙】
[名・形動]《古くは「じんみょう」》奥深くてすぐれていること。また、そのさま。「所謂寸鉄人を殺す—の旨趣を見る事あり」〈逍遥・小説神髄〉
じん‐みょう【神名】
⇒しんめい(神名)
じんみょう‐ちょう【神名帳】
神社とその祭神の名を記した帳簿。特に、延喜式の巻9と巻10をさし、朝廷から祈年祭(としごいのまつり)の奉幣にあずかる3132座の祭神、2861の神社を国郡別に登載する。しんめいちょう。
じん‐みらい【尽未来】
「尽未来際(さい)」の略。
じんみらい‐さい【尽未来際】
《「じんみらいざい」とも》仏語。未来の果てに至るまで。未来永劫(えいごう)。永遠。副詞的にも用いる。「—方(かた)のつく期(ご)はあるまいと思われた」〈漱石・吾輩は猫である〉
しん‐みん【神民】
1 日本国民。日本を神国と考えていう。「神国の—である以上、神孫の義務を尽くして」〈藤村・夜明け前〉 2 《「じんみん」とも》「神人(じにん)」に同じ。
じん‐みん【人民】
1 国家・社会を構成している人々。特に、国家の支配者に対して被支配者のこと。国民。 2 国家の基盤をなす政治的主体としての民衆。
じんみん‐いいん【人民委員】
1946年まで、ソ連およびその加盟共和国の行政執行機関の職名。同年、閣僚と改称。