すおう‐ぬぎ【素襖脱ぎ】
室町時代、猿楽の能で、観客が祝儀として素襖を脱いで役者に与えたこと。翌日、役者はそれを客の家に行って返すと金銭がもらえた。
すおう‐の‐き【蘇芳の木】
1 スオウやハナズオウの別名。 2 イチイの別名。
すおう‐の‐くに【周防国】
⇒周防
すおう‐の‐におい【蘇芳の匂】
襲(かさね)の色目の名。衣の襲で下を濃く、しだいに上を薄い蘇芳色にしたもの。
すおう‐ばかま【素襖袴】
素襖をつけるときにはく袴。
すおう‐ばな【蘇芳花】
絵の具の一。蘇芳を煎じた汁から作った帯紅暗褐色の泥状物。水に溶かすと紫紅色を呈する。蘇芳泡。
す‐おどり【素踊(り)】
日本舞踊で、衣装・かつらなどをつけず、男子は袴(はかま)、女子は着流しの紋服姿で踊ること。また、その踊り。
スオミ【Suomi】
《湖沼の意》フィンランドの、本国での呼称。
スオメンリンナ【Suomenlinna】
フィンランドの首都、ヘルシンキの南方にある要塞島。18世紀半ば、フィンランドを治めていたスウェーデンが対ロシアの防衛拠点として築造。1991年、「スオメンリンナの要塞」として世界遺産(文化遺産)...