すがし‐め【清し女】
清らかで美しい女。「言(こと)をこそ菅原(すげはら)と言はめあたら—」〈記・下・歌謡〉
すが‐すが【清清】
[副] 1 気分がすっきりして晴れやかなさま。「心がすっかり新しく—とおなりなすったので」〈木下尚江・良人の自白〉 2 ためらいがないさま。さっぱり。「いとうしろめたう思ひ聞こえ給ひて、—ともえ...
すがすがし・い【清清しい】
[形][文]すがすが・し[シク] 1 さわやかで気持ちがいい。「—・い朝の大気」「—・い表情」「—・い行為」 2 ためらいがなく思い切りがよい。「猶つつましうて、—・しうも思ひ立たず」〈和泉式部...
酢(す)が過(す)・ぎる
程度を超える。度が過ぎる。「大門くぐらぬがまことの粋(すい)と粋の口から酢の過ぎた」〈洒・玉菊灯籠弁〉
すがた【姿】
1 人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。「顔もいいし—もいい」「鏡に—を映す」「後ろ—」 2 身なり。風采。「—をやつす」「うらぶれた—」 3 目に見える、人の形。存在するものとしての人...
すがた‐え【姿絵】
人の容姿を描いた絵。肖像画。人物画。
すがた‐かたち【姿形】
身なりと顔かたち。みめかたち。容姿。
すがたさんしろう【姿三四郎】
富田常雄の長編小説。昭和17年(1942)刊行。講道館の四天王の一人、西郷四郎がモデルとされる、天才柔道家姿三四郎の成長を描く。黒沢明監督、岡本喜八監督が映画化しているほか、テレビドラマなど多数...
すがた‐ず【姿図】
1 建物の立面図。 2 家具などの外観を示した図。
すがた‐ずし【姿鮨】
魚の姿を崩さないように作った鮨。鮎(あゆ)・小鯛(こだい)などの骨と内臓だけを取り除いて酢(す)で締め、鮨飯の上にのせて作る。