す‐はい【数輩】
かなりの人数。「—の若党を討たせ、日夜旦暮相挑む」〈太平記・一九〉
す‐はじかみ【酢薑】
ショウガの酢漬け。 [補説]狂言の曲名別項。→酢薑
すはじかみ【酢薑】
狂言。酢売りとはじかみ売りとが、商人司(あきんどづかさ)(商人の元締め)を決めようとして系図を比べたり、秀句を言い合ったりするが決まらず、一緒に商売をする。
す‐はだ【素肌/素膚】
1 むき出しの肌。化粧したり衣類をつけたりしていない肌。「—のきれいな人」「浴衣を—にじかに着る」 2 甲冑(かっちゅう)などを身につけていないこと。「その矢…—なる身に少しも立たずして」〈太平...
す‐はだか【素裸】
衣服をまったく身につけていないこと。まるはだか。すっぱだか。《季 夏》
す‐はだし【素跣/素裸足】
足に何もはいていないこと。はだし。
すはだ‐むしゃ【素肌武者】
甲冑(かっちゅう)をつけないで戦場に出る武者。素肌者。「四国九国の合戦も、—では手柄が成るまい」〈浄・盛衰記〉
す‐はま【州浜/洲浜】
1 曲線を描いて州が出入りしている浜。 2 「州浜形」の略。 3 「州浜台」の略。 4 紋所の名。州浜形のもので、種々ある。 5 棹物(さおもの)菓子の一。きな粉・白砂糖・水飴などを練って棒状に...
すはま‐がた【州浜形】
州浜1を上から見下ろしたような形。曲線の輪郭に出入りのある形。近世では、三つ輪形ともいう。
すはま‐そう【州浜草】
ミスミソウの変種。葉の先は丸みを帯びる。早春、白色または紅紫色の花を開く。ゆきわりそう。《季 春》