せこ・い
[形] 1 悪い。みにくい。へたである。主として明治期の芸人の間で使われた語。「巧(うま)いね。是じゃ喜代寿(きよじゅ)の三糸でも決して—・かないね」〈小杉天外・初すがた〉 2 けちくさい。ずる...
セルフしき‐ガソリンスタンド【セルフ式ガソリンスタンド】
セルフサービス方式のガソリンスタンド。客は、タッチパネルなどの入力装置で燃料の種類や量などを指定し、自分でノズルを差し入れて給油する。欧米では一般的で、日本でも平成10年(1998)より可能にな...
せめ‐ふ・す【責め伏す】
[動サ下二] 1 厳しく言って、無理に承服させる。説き伏せる。「—・せられければ、なまじひに山科へ向ひてけり」〈愚管抄・五〉 2 問いつめる。詰問する。「言葉を以て—・せて問はんずるものを」〈義...
せっ‐しん【接心/摂心】
1 心が外界の事物に触れて感ずること。 2 仏語。 ㋐精神を集中し、乱さないこと。 ㋑禅門で一定の期間、座禅をすること。
ちょう・じる【長じる】
[動ザ上一]「ちょう(長)ずる」(サ変)の上一段化。「数学に—・じる」
ちょう・する【貼する】
[動サ変][文]てふ・す[サ変]《「ちょうずる」とも》糊(のり)などではりつける。「壁という壁には、めでたき画を—・したり」〈鴎外訳・即興詩人〉
はくあい‐しゃ【博愛社】
明治10年(1877)の西南戦争時に、佐野常民(さのつねたみ)・大給恒(おぎゅうゆずる)らが中心となり、傷病者救護を目的として組織した団体。明治20年(1887)日本赤十字社と改称。
なずら・う【準ふ/准ふ/擬ふ】
[動ハ四]類する。準ずる。「女御子たち二所、この御腹におはしませど、—・ひ給ふべきだにぞなかりける」〈源・桐壺〉 [動ハ下二]「なずらえる」の文語形。
なずらい【準ひ/准ひ/擬ひ】
《動詞「なずらう」の連用形から》本物に準ずること。匹敵すること。似つかわしいこと。また、そのもの。「かの人の御—にだにもあらざりけるかな」〈源・若菜下〉
なと
《助詞「なりと」の音変化》名詞、または、名詞に準ずる語などに付く。 [副助]「なりと」に同じ。「何—お申し付け下さい」「あり所の知れた紙入れ、明日(あす)—取らんせ」〈浄・油地獄〉 [並助...