やいの‐やいの
[副]何回も、また、諸方からせきたてるさま。「—(と)催促する」
[連語]感情を込めて激しく相手に迫るときに用いる語。「合点か—」〈浄・五人兄弟〉
や‐かん【野干/射干】
1 中国で伝説上の悪獣の名。キツネに似て小さく、よく木に登り、夜鳴く声がオオカミに似るという。 2 キツネの別名。野狐(やこ)。「この后は—となって走りうせけるぞおそろしき」〈平家・二〉 3 能...
や‐けい【野鶏】
1 キジの別名。 2 キジ科ヤケイ属の鳥の総称。インドから東南アジアにかけて分布。セキショクヤケイ・ハイイロヤケイ・セイロンヤケイ・アオエリヤケイの4種があり、セキショクヤケイが鶏の原種に最も近...
やけ‐だけ【焼岳】
長野・岐阜県境にある、飛騨山脈南部の活火山。標高2455メートル。上高地の西にそびえ、大正4年(1915)の爆発による泥流が梓(あずさ)川をせき止めて大正池を形成した。
や‐せき【野跡/野蹟】
小野道風(おののとうふう)の筆跡。→三蹟(さんせき)
やど‐ふだ【宿札】
1 江戸時代、大名・旗本などが宿泊する本陣や脇本陣の門または宿の出入り口に、宿泊者の名を書いて掲げた札。関札(せきふだ)。しゅくさつ。 2 姓名などを記し、門口に掲げて、その人の住居であることを...
やな【梁/簗】
川の瀬に杭(くい)などを八の字形に並べ、水をせき止めて1か所をあけ、そこに梁簀(やなす)を張って流れてくる魚を受けて捕る仕掛け。上り梁・下り梁などがある。《季 夏》「手に足に逆まく水や—つくる/...
矢(や)の催促(さいそく)
続けて激しくせきたてること。
やのね‐いし【矢の根石】
鏃(やじり)の形をしている石。石器時代に鏃として用いたものという。石鏃(せきぞく)。
やぶ【養父】
兵庫県北部の市。平成16年(2004)八鹿(ようか)町、養父町、大屋町、関宮(せきのみや)町が合併して成立。市内にある明延(あけのべ)鉱山はかつて錫(すず)産出量日本一だったが、昭和62年(19...