せ‐く【節供】
《「せっく」の促音の無表記》「せちく(節供)」に同じ。「五月五日になりて、—などいと清(けう)らに調(てう)じて」〈宇津保・忠こそ〉
せ・く【咳く】
[動カ五(四)]《「塞く」と同語源》せきをする。せき払いをする。しわぶく。《季 冬》「病人が—・くので」〈滝井・無限抱擁〉
せ・く【急く】
[動カ五(四)] 1 早くしなければ、とあせる。あせっていらだつ。また、あわてる。「気ばかり—・く」 2 呼吸が激しくなる。「息が—・いて苦しい」 3 せきたてる。急がせる。「何ものかに『今だぞ...
せ・く【塞く/堰く】
[動カ五(四)] 1 流れなどをさえぎってとめる。せきとめる。「小川の水を—・く」 2 物事の進行や人の行動を妨げる。特に、男女の仲を妨げる。「叔母がお勢と文三との間を—・くような容子が徐々(そ...