せ‐ば
[連語]《過去の助動詞「き」の未然形+接続助詞「ば」》現実に起こらなかったことを仮定的に推量する。もし…たなら。「思ひつつぬればや人の見えつらむ夢と知り—さめざらましを」〈古今・恋二〉 [補説]...
せば・い【狭い】
[形][文]せば・し[ク]《「せまい」の古形》「せまい」に同じ。「此辺は道幅が—・いので」〈二葉亭・浮雲〉 「抜きみだる人こそあるらし白玉の間なくも散るか袖の—・きに」〈古今・雑上〉
せば‐が・る【狭がる】
[動ラ四]せまいと感じる。せまそうにする。「強ひて—・りいづれば」〈枕・三五〉
せば・し【狭し】
[形シク]「せばい」に同じ。「みさごゐる磯まに生ふる松の根の—・しく見ゆる世にもあるかな」〈堀河百首〉
セバストポリ【Sevastopol'/Севастополь】
ウクライナ南部の港湾都市。クリミア半島南西部に位置し、黒海に面する。クリミア戦争および第二次大戦中の独ソ戦争の激戦地。古代ギリシャの植民都市ケルソネソスの遺跡がある。
せば‐せば・し【狭狭し】
[形シク] 1 非常にせまい。せまくるしい。窮屈だ。「道—・しうて両方が険阻で」〈史記抄・孫呉伝〉 2 心がせまい。狭量だ。「大キナ国ヲ治ムル者ワ—・シウシテワカナワヌ」〈天草版金句集〉
せ‐ばた【背旗】
武士が鎧(よろい)の背にさした小旗。
せば‐ま・る【狭まる】
[動ラ五(四)]間隔が詰まる。狭くなる。「相手との距離が—・る」「川幅が—・る」
せば・む【狭む】
[動マ下二]「せばめる」の文語形。
せば・める【狭める】
[動マ下一][文]せば・む[マ下二] 1 間隔を詰める。せまくする。「前車との間隔を—・める」「範囲を—・める」 2 苦しめる。また、肩身のせまい思いをさせる。「世に—・められて苦しむ人は」〈読...