せんざい‐もの【前栽物】
青物。野菜。前栽。「茄子(なす)や南瓜(かぼちゃ)の—か」〈魯庵・社会百面相〉
せんざい‐らく【千歳楽】
⇒千秋楽(せんしゅうらく)
せんざいわかしゅう【千載和歌集】
平安末期の勅撰和歌集。八代集の第七。20巻。寿永2年(1183)後白河院の院宣により、藤原俊成が撰。永延元年(987)以後の歌を選び、文治4年(1188)成立か。歌数1280余首。代表歌人は源俊...
せん‐さく【穿鑿】
[名](スル)《古くは「せんざく」とも》 1 穴をうがち掘ること。 2 細かなところまで根ほり葉ほりたずねること。また、むやみに憶測してとやかく言うこと。「他人の私生活をあれこれと—する」「—家...
せん‐ざん【千山】
《「せんさん」とも》多くの山々。
せんざん‐こう【穿山甲】
有鱗(ゆうりん)目センザンコウ科の哺乳類の総称。家猫大で、全身が毛の変化したうろこで覆われ、敵にあうと丸くなる。歯がなく、長い舌でアリをとって食べる。四肢ともに鋭い鉤(かぎ)づめをもつ。アフリカ...
せんざん‐ごりょう【泉山御陵】
京都市東山区今熊野泉山の泉涌寺(せんにゅうじ)にある陵墓の総称。四条天皇・後水尾天皇など多くの天皇の陵がある。月輪御陵(つきのわのみささぎ)。
せんざん‐ばんすい【千山万水】
《「せんさんばんすい」とも》多くの山と多くの川。「北闕と東関と、—をへだつるなり」〈中華若木詩抄・上〉 [補説]書名別項。→千山万水
せんざんばんすい【千山万水】
大橋乙羽の紀行文集。明治32年(1899)刊。奈良・京都などの古都、木曽路、奥の細道、江ノ島など、国内各地への旅行記をまとめたもので、翌年には続編を刊行。欧米漫遊の記録である「欧山米水」とともに...