ぜん‐ま【染汚】
仏語。煩悩(ぼんのう)で清浄な心をけがすこと。また、煩悩のこと。
ぜんまい【薇/紫萁】
ゼンマイ科の多年生のシダ。山野に生え、高さ0.5〜1メートル。春先、胞子葉を出し、次いで、長三角形の小葉からなる羽状複葉の栄養葉を出す。どちらも芽生えは綿毛で覆われ、発条(ぜんまい)状に巻いてい...
ぜんまい【発条/撥条】
弾力性に富んだ帯状などの鋼を、渦巻き状に巻いたばね。巻き締めて、そのほどけようとする力を動力として利用する。
ぜんまい‐おり【薇織(り)】
ゼンマイの若芽の綿毛を綿の繊維に撚(よ)り込んだ糸を横糸に、綿糸を縦糸に用いて織った織物。山形・秋田・青森地方で、防水性に富むので雨ガッパなどに利用した。
ぜんまい‐じかけ【発条仕掛(け)】
ぜんまいの弾力で動くようにした装置。「—の時計」
ぜんまい‐ばかり【発条秤】
ばねの伸びで物の重さをはかる秤。ばね秤。
ぜんまい‐わらび【薇蕨】
ゼンマイの別名。
ぜん‐まく【善悪】
「ぜんあく」の連声(れんじょう)。