そでがうら‐し【袖ヶ浦市】
⇒袖ヶ浦
そで‐がき【袖垣】
1 建物などのわきに添える幅の狭い垣。 2 和船の艫(とも)のほうに、垣根のように高く作ったもの。
そで‐がき【袖書(き)】
1 古く、書面の袖(右端)に字句を書き添えたこと。また、その字句。国司などが認否の文言を記したものが多い。 2 手紙の追伸。古くは書面の袖に書いた。おってがき。
そで‐がさ【袖笠】
袖を頭上にかざして笠の代わりにすること。「柳の五重に紅の袴着て、—かづける女房あり」〈盛衰記・四二〉
そでがさ‐あめ【袖笠雨】
袖笠でしのげるほどのわずかな雨。「—のやどりにも心とどめぬかり枕」〈浄・歌念仏〉
そで‐ガッパ【袖ガッパ】
袖をつけ、和服仕立てにしたカッパ。→カッパ
そで‐がらみ【袖搦み】
江戸時代、罪人などを捕らえるのに用いた三つ道具の一。長い柄の先にたくさんの鉄のとげをつけ、犯人の袖などに絡ませて引き倒した。錑(もじり)。狼牙棒(ろうげぼう)。→刺股(さすまた) →突棒(つくぼう)
そで‐がわら【袖瓦】
切妻屋根などの端に用いる瓦。螻蛄羽(けらば)瓦。
そで‐きり【袖切り】
虹梁(こうりょう)の両端部の、斜めに薄く欠き取った部分。
そで‐ぎちょう【袖几帳】
袖で顔をおおい隠すこと。袖を几帳に見立てていう語。そでのきちょう。「さて後に—など取りのけて」〈能因本枕・八六〉