そば‐ずし【蕎麦鮨】
飯の代わりにそば切りを使ったすし。主に巻きずしにする。
そば‐そば【側側】
はしばし。すみずみ。「その頃ほひ聞きしことの、—思ひ出でらるるは」〈源・行幸〉
そばそば・し【稜稜し】
[形シク] 1 かどばっている。「優婆塞(うばそく)がおこなふ山の椎(しひ)がもとあな—・しとこにしあらねば」〈延宝版宇津保・菊の宴〉 2 親しめない。よそよそしい。「常はすこし—・しく心づきな...
そば‐だ・つ【峙つ/聳つ】
[動タ五(四)]《「稜(そば)立つ」の意。古くは「そばたつ」とも》 1 山などがかどばって高く立つ。そびえる。「峻(けわ)しい岩山が壁のように—・っている」〈宙外・独行〉 2 かどが立つ。「詞...
そば‐だ・てる【攲てる】
[動タ下一][文]そばだ・つ[タ下二] 1 一方の端を高くする。「ぐにゃりとして居し肩を—・て」〈露伴・五重塔〉 2 ㋐耳や目の注意力をそのほうへ集中させる。「外の騒ぎに耳を—・てる」 ㋑枕など...
そば‐ちょく【蕎麦猪口】
「そばちょこ(蕎麦猪口)」に同じ。
そば‐ちょこ【蕎麦猪口】
《「そばちょく」とも》口径・高さとも6〜8センチくらいの陶磁製の器。→猪口 [補説]盛りそばのつけ汁の容器に使われるようになってからの名。江戸時代末からか。
そ‐ばつ【疎伐】
「間伐」に同じ。
そば‐つき【側付き】
わきから見たようす。みかけ。外観。「—ざればみたるも」〈源・帚木〉
そば‐つぎ【側次/傍続】
1 武家時代の衣服の一。袖なし羽織のように作り、上着や鎧(よろい)の上に着用。能装束としても用いる。 2 小直衣(このうし)の別名。