ソム【(キルギス)som】
キルギスの通貨単位。1ソムは100トゥイン。
そ・む【染む】
[動マ五(四)] 1 色が他のものについたり、しみ込んだりする。そまる。「のび上がって、血に—・んだ太刀をふりかざした」〈芥川・偸盗〉 2 他から影響・感化を受ける。そまる。「汚濁(おじょく)...
そ・む【初む】
[動マ下二]「そ(初)める」の文語形。
そむいてこきょう【背いて故郷】
志水辰夫のハードボイルド小説。昭和60年(1985)刊。翌年、第39回日本推理作家協会賞および第4回日本冒険小説協会大賞受賞。「飢えて狼」「裂けて海峡」に続く3部作の最終作。
そ‐むき【背き】
1 うしろの方。背面。「なきすみのふなせを過ぎて今みれば—に霞む淡路島山」〈夫木・二三〉 2 出家すること。遁世(とんせい)。「多うは思ひなり給ひにし、御世の—なれば」〈源・鈴虫〉
そむき‐ざま【背き様/背き状】
[形動ナリ]裏表が反対であるさま。「ゆだけの片の身を縫ひつるが、—なるを見つけで」〈枕・九五〉
そむき‐そむき【背き背き】
[形動ナリ]互いに心がしっくりしないさま。離れ離れ。「かたみにこそは頼みをかけて、後見思ひきこえめと、思ひわたるに、—にさし隔てて」〈夜の寝覚・二〉
そ‐む・く【背く/叛く】
《「背(そ)向く」の意》 [動カ五(四)] 1 ㋐取り決めたことや目上の人の考え・命令などに従わずに反抗したり反対したりする。さからう。「約束に—・く」「親の言いつけに—・く」 ㋑謀反する。は...
そむくこ【背く子】
大道珠貴の長編小説。3歳から6歳にかけての娘の冷めた視点で、家族の関係を描く。平成13年(2001)刊。
そ‐む・ける【背ける】
[動カ下一][文]そむ・く[カ下二]《「背(そ)向ける」の意》 1 後ろやわきの方へ向かせる。視線や顔をそらす。「気まずさに顔を—・ける」「目を—・ける」 2 心を離す。離反する。「督(かみ)は...