ソラリゼーション【solarization】
写真撮影で、露出が極端に過度になると、現像した画像の明暗が逆転している現象。反転現象。また、それを利用した写真技法。
そら‐りんき【空悋気】
根拠がないのにやきもちを焼くこと。「一人留守寝の床の内…辛気(しんき)辛気の—」〈浄・鑓の権三〉
ソラレン【psoralen】
さまざまな植物に含まれるフロクマリンという有機化合物の異性体の一。代表的な光毒性をもつ物質として知られる。化学式C11H6O3 ソラーレン。プソラレン。
そら‐わらい【空笑い】
[名](スル)おかしくもないのに無理に笑うこと。作り笑い。「詮方なさそうに—しつつ頭を掻いていた」〈魯庵・社会百面相〉
空(そら)を歩(あゆ)・む
心が乱れて落ち着かないさま、足もともおぼつかないさまのたとえ。「冠などの落ち行くも知らず、—・む心地して」〈増鏡・月草の花〉
空(そら)を使(つか)・う
1 知っていても、知らないふりをする。そらとぼける。「—・ってとりあわない」 2 うそを言う。「早くしないと帰れなくなると—・うのだった」〈高見・故旧忘れ得べき〉
そらん・じる【諳んじる】
[動ザ上一]「そら(諳)んずる」(サ変)の上一段化。「歌詞を—・じる」
そらん・ずる【諳んずる】
[動サ変][文]そらん・ず[サ変]《「そらにす」の音変化》書いたものを見ないでそのとおりに言う。そらで覚える。暗誦する。そらんじる。「条文を—・ずる」
ソラーレ【(イタリア)solare】
[形] 1 太陽の。陽光の。 2 輝かしい。光あふれる。
ソラーロ‐さん【ソラーロ山】
《Monte Solaro》イタリア南部、ナポリ湾の南に浮かぶカプリ島南部にある山。同島の最高峰で標高589メートル。アナカプリ地区からリフトで結ばれる。山裾の景色を一望にできる。