それからのおにがしま
川崎洋の文、国松エリカの絵による創作絵本。平成16年(2004)刊。昔話「桃太郎」のその後の鬼ヶ島を舞台に、鬼と人間との異文化交流を描く。
それ‐かれ【其れ彼】
[代]不定称の人代名詞。その名を示さずに複数の人をさす。だれだれ。だれかれ。「院の殿上には誰々かありつると人の問へば、—など四、五人ばかり言ふに」〈枕・一〇八〉
それ‐がし【某】
[代] 1 不定称の指示代名詞。その名がわからない人や事物をさす。また、その名をわざとぼかしていう場合にも用いる。だれそれ。なになに。某(ぼう)。なにがし。「内大臣、右大将藤原朝臣—」〈宇津保・...
それがし‐かれがし【某彼某】
[代]不定称の人代名詞。名をはっきり示さずに二人以上をさしていう。だれかれ。「庁には又何者か候と言へば、—と言ふ」〈宇治拾遺・一四〉
それ来(き)た
待ちかまえていたものが来たときに発する言葉。「『ライト、大きいぞ』『—、任せろ』」
それ‐きり【其れ切り/其れ限り】
《「それぎり」とも。副詞的にも用いる》 1 それが最後であること。それっきり。「話が—になってしまう」「先月遊びに来たが—顔を見せない」 2 それが全部であること。それっきり。「—持ち合わせがな...
それ‐くらい【其れ位】
《「それぐらい」とも》その程度。物事の程度を軽んじたり強調したりするときにもいう。副詞的にも用いる。それだけ。そのくらい。「—のことでくよくよするな」「—勉強すれば十分だ」
それ‐こそ【其れこそ】
[副]そのことを強調するさま。まちがいなく。本当に。「失敗したら、—取り返しがつかない」
それ御覧(ごらん)
「それ見ろ」「それ見たことか」を穏やかにいった言葉。「—、切符は売り切れてたでしょ」
それ‐さま【其れ様】
[代] 1 二人称の人代名詞。多く女子が、尊敬・敬愛の気持ちを込めて用いる。あなたさま。「さだめて—たちも、話に聞いてゐやり申すだんべいが」〈滑・膝栗毛・二〉 2 三人称の人代名詞。あのかた。「...