せい‐めい【生命】
1 生物が生物でありつづける根源。いのち。「—の危険を冒す」「尊い—を犠牲にする」 2 ある方面で活躍しつづけることができる根源。「政治—」 3 人や物事がよりどころとするもの、また、それなしに...
せいみんようじゅつ【斉民要術】
中国の農業書。10巻。北魏の賈思勰(かしきょう)撰。現存する完本としては中国農業書中で最古。それまでの農業書を集大成したもので、各種作物の栽培法、家畜の飼育法などを体系的に記述。
せいしん‐ちたい【精神遅滞】
知的機能が平均より明らかに低く、年齢に応じた行動がとれず、それが成長期(18歳未満)に現れたもの。知能指数(IQ)その他の総合的な診断に基づき、軽度・中等度・重度・最重度に分けられる。1970年...
せいそうねんてん‐しょう【精巣捻転症】
精巣が回転して精索がねじれ、血流障害を起こす疾患。激痛を伴う。精巣が壊死を起こすおそれがあり、6時間以内の治療が必要とされる。
せい‐たい【青黛】
1 青いまゆずみ。また、それでかいた眉。 2 まゆずみのような濃い青色。 3 演劇で、化粧に使う藍色の顔料。月代(さかやき)に使う羽二重(はぶたえ)に塗るほか、藍隈(あいぐま)や幽霊の顔などに用いる。
せいぜん‐せつ【性善説】
人間にはもともと善の端緒がそなわっており、それを発展させれば徳性にまで達することができるとする説。孟子が唱えた。⇔性悪説。
せいすうろん【整数論】
《(ラテン)Disquisitiones arithmeticae》ドイツの数学者・天文学者、ガウスの著作。1801年刊行。それまでの自身の整数論の研究成果をまとめたもの。
せい‐ちょう【性徴】
動物の雌雄を判別する基準となる形態上の特徴。ふつう、生殖腺および生殖器官の差異を第一次性徴、それ以外の体の大小、鶏のとさか、ライオンのたてがみなどの差異を第二次性徴という。さらに、雌雄が示す行動...
せいしん‐ぶんせき【精神分析】
フロイトによって始められた神経症診断の方法。また、さらに広く精神の無意識の深層を分析する方法をさす。フロイトによれば、精神過程は意識、前意識、深層である無意識の3層に分けられる。抑圧された願望は...
せいしん‐もう【精神盲】
物は見えているのに、それを意味づけて認識・理解することができない状態。脳の両側の視覚野と連合野との間の損傷によって起こる。