そつ‐ご【卒伍】
1 中国周代の軍隊及び人民の編成。五人一組を伍、百人一組を卒と称した。 2 身分の低い者。庶民。 3 兵卒の組。また、それに編入される者。
そこ‐そこ
[副] 1 (多く「…もそこそこに」の形で)ある事を十分しおえないで先を急ぐさま。「食事も—に出かける」 2 十分ではないが一応のレベルにあるさま。「—の評判を得る」 [接尾]数量を表す語に...
そこ‐で【其処で】
[接] 1 前述の事柄を受けて、次の事柄を導く。それで。そんなわけで。「いろいろ意見された。—考えた」 2 話題をかえたり、話題をもとにもどしたりすることを示す。さて。「—一つお願いがあります」
そこ‐いれ【底入れ】
[名](スル)相場が下がり切って、それより下がる見込みがないこと。「相場が—する」→底4 →底打ち
そこ‐きみ【底気味】
心の底にそれとなく感じられる気持ち。「—のわるい心持もする」〈荷風・つゆのあとさき〉
そこ‐いたり【底至り】
1 徹底していること。「江戸の人の腹を刳(えぐ)るべき—の馳走をせんと」〈露伴・風流魔〉 2 外観はそれほどではないが、表に出ないところが念入りで精巧にできていること。「近年難波(なんば)の風呂...
そこ‐のけ【其処退け】
1 「其方退(そっちの)け」に同じ。「もう勝負は—のありさまで」〈康成・抒情歌〉 2 名詞に付いて、それをしのぐほどりっぱであるということを表す。はだし。「本職—の腕前」
そげ【削げ/殺げ】
1 竹や木の薄くそげた小片。木材などの表面にできたささくれ。また、それがからだに刺さったもの。とげ。 2 「削(そ)げ者」の略。「—めがつらは見たうもない」〈浄・浪花鑑〉
そ‐こ【其処/其所】
[代] 1 中称の指示代名詞。聞き手に近い場所、また、聞き手と話し手の双方が承知している場所・事柄をさす。 ㋐その場所。「—にある袋」 ㋑その点。その事。「—がむずかしいところだ」 ㋒その局面。...
そこ‐どころ【其処所】
[名](あとに打消しの語を伴って用いる)それどころ。「娘は—で無いから頻りに迫る」〈風葉・青春〉 [代]中称の指示代名詞。 1 どこそこの所。「—ともなくいみじく苦しくし給ひて」〈源・若菜下...