そろ‐ばん【算盤/十露盤/珠盤】
1 日本や中国で用いる計算器具。底の浅い横長の箱を上下二段に分け、縦一行ごとに上段に1個または2個、下段に4個または5個の串(くし)刺しの珠(たま)を置いたもの。上段の珠は五を、下段の珠はおのお...
そろばん‐うらない【算盤占い】
そろばんで吉凶を判断する占い。算易(さんえき)。
そろばん‐かんじょう【算盤勘定】
金銭的な損得についての勘定。金銭勘定。「その仕事は—抜きで引き受けよう」
算盤(そろばん)が合(あ)・う
1 計算が合う。「何度やっても—・わない」 2 採算がとれる。「—・わない仕事」
算盤(そろばん)が持(も)て◦ない
採算がとれない。商売にならない。そろばんが合わない。
そろばん‐ぎ【算盤木】
和風建築の基礎工事で、打ち込んだ杭(くい)の上に架け渡した横木。
そろばん‐しぼり【算盤絞(り)】
算盤の珠(たま)を並べたような文様の絞り染め。手ぬぐいに多く用いられた。
そろばん‐ずく【算盤尽く】
何をするのにもまず損得を考え、損をしないようにすること。勘定高いこと。「—でしか動かない人」
そろばん‐ぜめ【算盤責め】
⇒石抱き
そろばん‐だか・い【算盤高い】
[形]損得の勘定に細かい。打算的である。勘定高い。「—・い商人」