ぞめ【初め】
[語素]動詞の連用形に付けて、その動作をはじめてする意を表す。「渡り—」「書き—」
ぞめき【騒き】
《古くは「そめき」》 1 浮かれさわぐこと。「祭が過ぎた、あの—ももう遠い岬へ移って了った」〈白秋・祭のあと〉 2 遊郭や夜店などをひやかしながら歩くこと。また、ひやかし客。「—一時(ひとしきり...
ぞめき‐うた【騒き歌】
「そそり節(ぶし)」に同じ。「—に、ほほかぶりせし男どもの」〈滑・膝栗毛・六〉
ぞめ・く【騒く】
[動カ五(四)]《古くは「そめく」》 1 浮かれさわぐ。「茂作は—・くようにいいながら」〈万太郎・露芝〉 2 遊郭や夜店などを、ぞろぞろさわぎながら歩く。また、ひやかして歩く。「いざ町でも—・い...