たい‐は【大破】
[名](スル) 1 物がひどくこわれること。また、ひどくこわすこと。「事故で車体が—する」→中破 →小破 2 相手をひどく打ち負かすこと。「エースを欠いた相手チームを—する」
たい‐はい【大杯/大盃】
大きなさかずき。大白。
たい‐はい【大旆】
1 日月と昇竜・降竜とを描いた大きな旗。昔、中国で、天子または将軍が用いた。 2 堂々たる旗印。「自由平等の—を掲げる」
たい‐はい【大敗】
[名](スル) 1 ひどく負けること。スポーツなどで大差で敗れること。おおまけ。「味方のミスが続いて—する」「宿敵に—を喫する」 2 「大敗日(たいはいにち)」の略。
たい‐はい【退廃/頽廃】
[名](スル) 1 衰えてすたれること。くずれ荒れること。廃頽。「旧家が—する」 2 道徳的な気風がすたれて健全な精神を失うこと。「—した社会」
たい‐はい【帯佩/体配/体拝】
1 太刀を身に帯びること。また、その姿。「容儀—絵にかくとも筆に及びがたし」〈平家・五〉 2 芸能や武術の、身の構えや作法。「—、身遣ひと申すもこれなり」〈花伝・三〉
たいはい‐げいじゅつ【退廃芸術】
《(ドイツ)Entartete Kunst》ナチス‐ドイツが、愚劣で非道徳的なものとして排斥した近代美術作品のこと。表現主義・新即物主義・ダダイスム・シュールレアリスムなどの作品が美術館や収集家...
たいはいしまい【退廃姉妹】
島田雅彦の長編小説。第二次大戦後の東京で、自宅を進駐軍向けの慰安所にして生き抜こうとする姉妹の姿を描く。平成17年(2005)刊。翌年、第17回伊藤整文学賞受賞。
たいはい‐てき【退廃的】
[形動]道徳的にくずれて不健全なさま。デカダン。「—な時代の風潮」
たいはい‐にち【大敗日】
暦注の一。大凶日として、合戦などを嫌うという日。