たがい‐ちがい【互い違い】
双方から入れかわること。また、二つのものが一つおきに置かれること。交互。「大小—に並べる」
たがい‐に【互いに】
[副]双方が同じようなことをしあうさま。また、同じような状態にあるさま。「—顔を見合わす」「—助け合う」
互(たが)いに素(そ)
1 二つの整数が1または−1以外の公約数をもたないこと。 2 二つの整式が定数以外の公約数をもたないこと。 3 二つの集合が共通部分をもたないこと。
たがい‐め【違ひ目】
物事の食い違っているところ。「その中に—ありて、つつしませ給ふべきことなむ侍る」〈源・若紫〉
たが・う【違う】
[動ワ五(ハ四)] 1 相違する。一致しない。ちがう。「寸分—・わない」 2 ある基準からはずれる。また、従わない。そむく。「予想に—・わぬ結果」「神の教えに—・う」 [動ハ下二]「たがえる...
たがえ【違え】
1 たがえること。ちがえること。 2 「方違(かたたが)え」に同じ。「—こそはせましか」〈かげろふ・下〉
た‐がえ・す【耕す】
[動サ四]《「田返す」の意。古くは「たかえす」》田畑の土を掘り返す。たがやす。「此頃のしづが—・すからすきの」〈土御門院集〉
た‐がえ・る【手返る】
[動ラ四]鷹狩りで、放った鷹が鷹匠の手に返る。「おぼつかな—・る鷹もいかならんかりばの小野の雪ぐれの空」〈夫木・一八〉
たが・える【違える】
[動ア下一][文]たが・ふ[ハ下二] 1 一致しないようにする。くいちがわせる。「順序を—・える」「方針を—・える」 2 すでに決まったことに従わないようにする。そむく。「約束を—・える」 3 ...
箍(たが)が緩(ゆる)・む
緊張がゆるんだり、年老いたりして、しっかりしたところがなくなる。締まりがなくなる。「組織の—・む」「—・んで遊びほうける」