たくみ【巧み/工/匠】
《動詞「巧む」の連用形から》 [名] 1 細工師・大工など、手先や道具を使って物を作る職人。工匠。「飛騨の—」 2 技巧や意匠。「—を凝らす」 3 美しいものを作りだすわざやはたらき。「霊妙不...
たくみ【内匠】
《「巧み」と同語源》 1 宮廷の工匠。 2 「内匠寮(たくみりょう)」「内匠寮(たくみづかさ)」の略。→内匠寮(たくみりょう)1
たくみ‐づかさ【内匠寮】
⇒内匠寮(たくみりょう)1
たくみ‐どり【巧み鳥/巧み婦】
《巣を作るのが巧みなところから》 1 キツツキの別名。 2 ミソサザイの古名。〈和名抄〉
たくみ‐の‐かみ【内匠頭】
内匠寮の長官。従五位下相当。うちのたくみのかみ。
たくみ‐りょう【内匠寮】
1 令外(りょうげ)の官。中務(なかつかさ)省に属し、宮中の器物・造営、殿舎の装飾をつかさどった役所。うちのたくみのつかさ。たくみづかさ。 2 宮内省の部局の一。庭園・土木・建築に関することを管掌。