たくわ・う【蓄ふ/貯ふ】
[動ハ四]「蓄える」に同じ。「みくしげに—・ひ置きて」〈万・四二二〇〉 [動ハ下二]「たくわえる」の文語形。
たくわえ【蓄え/貯え】
たくわえておくこと。また、たくわえたもの。「—が底をつく」
たくわ・える【蓄える/貯える】
[動ア下一][文]たくは・ふ[ハ下二] 1 金銭や品物などを、のちに役立てるために大切にためておく。「子供の学資を—・える」「食糧を—・える」 2 知識・力などを、必要に応じて発揮できるように身...
たく‐わん【沢庵】
「たくあん」の音変化。
たくあん‐いし【沢庵石】
沢庵漬けを作るときに、重しとして使う石。
たくあん‐づけ【沢庵漬(け)】
《沢庵和尚が始めたからとも「貯え漬け」の音変化ともいうが未詳》たるなどに干し大根を入れて糠(ぬか)と塩をふりかけ、上に重しを置いて漬けたもの。《季 冬》「来て見れば—の石一つ/嵐雪」
沢庵(たくあん)のおもしに茶袋(ちゃぶくろ)
沢庵漬けを作るときに、上に軽い茶袋をのせても重しにならないことから、効き目のないことのたとえ。