た‐ざい【多罪】
1 罪の多いこと。 2 手紙などで、無礼や過失をわびるのに用いる語。「乱筆—」
た‐ざい【多剤】
薬剤の種類が多いこと。
たざい‐しょほう【多剤処方】
⇒ポリファーマシー
たざい‐たいせい【多剤耐性】
細菌・ウイルス・癌(がん)細胞などが、複数の薬剤に対して抵抗性を示すこと。MDR(multi-drug resistant)。→超多剤耐性
たざいたいせい‐アシネトバクターきん【多剤耐性アシネトバクター菌】
治療薬として使用されている多くの抗菌薬が効かないアシネトバクター菌。MDRA(multi-drug resistant Acinetobacter)。
たざいたいせい‐いでんし【多剤耐性遺伝子】
細菌や細胞に対して、複数の化学療法薬に対する耐性を与える遺伝子。薬剤を分解・不活化する酵素や、薬剤を細胞外に排出する機能を持つたんぱく質を産生する。
たざいたいせい‐おうしょくぶどうきゅうきん【多剤耐性黄色葡萄球菌】
⇒メチシリン耐性黄色葡萄球菌
たざいたいせい‐きん【多剤耐性菌】
複数の薬剤に対して耐性を獲得した細菌やウイルスなどの病原微生物。突然変異や、同じ薬剤を長期間使用することによって出現し、薬剤の効果が低下したり失われたりする。
たざいたいせい‐けっかく【多剤耐性結核】
結核の第一選択薬であるリファンピシンとイソニアジドの両方に耐性を示す結核菌による結核。MDR結核。MDR-TB(multi-drug resistant TB)。→多剤耐性菌
たざいたいせい‐はいけっかく【多剤耐性肺結核】
結核の第一選択薬であるリファンピシンとイソニアジドの両方に耐性を示す結核菌によって肺に起こる結核。→肺結核 →多剤耐性菌