たたみ‐おもて【畳表】
藺草(いぐさ)の茎などと麻糸とで織ったござ。畳の表につける。産地により備後(びんご)表・琉球表などがある。
たたみ‐か・ける【畳み掛ける】
[動カ下一][文]たたみか・く[カ下二] 1 相手に余裕を与えないように、立て続けに行う。「—・けて質問する」 2 たたもうとする。たたみ始める。「洗濯物を—・けてやめる」
たたみ‐がえ【畳替え】
[名](スル)畳表を取り替えて新しくすること。《季 冬》「青桐は柱のごとし—/青畝」
たたみ‐がみ【畳み紙】
⇒たとうがみ(畳紙)
たたみこみ‐ニューラルネットワーク【畳み込みニューラルネットワーク】
ディープラーニングなどの機械学習で、情報量の圧縮や要約の手続きを繰り返し行うもの。画像認識をはじめ、ディープラーニングの分野でもっとも一般的に用いられる。CNN(convolutional ne...
たたみ‐こ・む【畳み込む】
[動マ五(四)] 1 折りたたんで中に入れる。「新聞にちらしを—・む」「テーブルの脚を内側に—・む」 2 心の中に深くとどめる。しっかり記憶する。「忠告を胸に—・む」 3 「畳み掛ける1」に同じ...
たたみ‐こも【畳薦】
[名]畳にする薦。「—隔て編む数かよはさば道の芝草生ひざらましを」〈万・二七七七〉
[枕]薦を幾重にも重ねるところから、「重(へ)」の音をもつ地名「平群(へぐり)」にかかる。「命の全(また)...
たたみ‐さし【畳刺(し)】
畳をさして作ること。また、その職人。
たたみ‐ざわり【畳触り】
1 畳に触れた感じ。畳の感触。 2 畳への触れ方。立ち居振る舞いのこと。「座配万事がしっとりとしてざわつかず、—の格別なもので」〈浮・禁短気・六〉
たたみ‐ざん【畳算】
占いの一種。簪(かんざし)やキセルを畳の上に投げ、その向き、または落ちた所から畳の端までの編み目の数をかぞえ、その丁・半によって吉凶を占う。主に遊里で行われた。