たてものじょうととくやくつき‐しゃくちけん【建物譲渡特約付借地権】
借地借家法に基づく定期借地権の一つ。契約期間満了後、借地上の建物を地主が購入する。借地権の存続期間は30年以上でなければならない。書面による契約は不要。
たてものひがい‐にんていちょうさ【建物被害認定調査】
火災・風水害・地震などで被災した建物の被害の程度を認定するために市町村が行う調査。国が定めた基準に基づいて、全壊・大規模半壊・半壊・一部損壊などの判定を行い、罹災(りさい)証明書が発行される。
たて‐や【建家】
建ててある家。建物。
たて‐や【建屋】
機器・設備を格納した建物。「原子炉—」
たて‐やく【立役】
1 「立役者1」に同じ。 2 上方歌舞伎で、侠客(きょうかく)を演じる俳優。
たて‐やくしゃ【立役者】
1 芝居の一座で中心になる役者。立者(たてもの)。立役。 2 物事の中心となって重要な役割を果たす人。「軍縮会議の—」
たて‐やのじ【竪やの字】
女帯の結び方。背中に肩から斜めに「や」の字形に結ぶもの。宝暦(1751〜1764)のころ、歌舞伎俳優2代目瀬川路考の創始という。やの字結び。
たて‐やま【立て山】
狩猟・伐採などを禁じた山。とめ山。
たて‐やま【立山】
富山県東部にある山。数峰からなり、大汝山(おおなんじやま)は標高3015メートル、雄山(おやま)は2992メートル。立山黒部アルペンルートが通じる。古来、山岳信仰が盛ん。古称、たちやま。
たてやま【館山】
千葉県、房総半島南部の市。もと里見氏、次いで稲葉氏の城下町。館山湾に臨み、海水浴場としてにぎわう。米作や野菜・花卉(かき)栽培、イワシ漁などが盛ん。人口4.9万(2010)。