たて‐がみ【立(て)紙/竪紙】
料紙を横長のまますき目のとおり縦に用いること。また、そのように記した文書や書状。→折り紙 →切り紙
たて‐がみ【立(て)髪】
月代(さかやき)をそらずに長く伸ばした髪形。元禄(1688〜1704)ごろ、伊達男たちに好まれた。
たてがみ‐おおかみ【鬣狼】
イヌ科の哺乳類。体に比べて四肢が長く、体高約80センチ。体は赤褐色で足が黒く、頭から肩にかけて黒いたてがみがある。性質は穏和。ブラジルなど南アメリカの草地や湿原に単独で暮らす。
たて‐がわら【竪瓦】
壁の腰などに貼りつける平たい瓦。
たて‐きょうげん【立(て)狂言/建(て)狂言】
人形浄瑠璃で、1日の興行の主となる演目。
たてきり‐あみ【建(て)切り網】
大きな帯状の網を建てて仕切り、漁群を閉じ込めて捕る漁法。
たて‐き・る【立(て)切る/閉て切る】
[動ラ五(四)] 1 間に物を立てて仕切りをする。しきる。「ふすまで大広間を—・る」 2 戸・障子などをすっかり閉ざす。しめきる。「障子を—・った部屋」 3 考えや態度を最後まで押し通す。立て通...
たて‐ぎょうじ【立行司】
大相撲で、最高位の行司。腰に短刀を帯びて土俵に上がる。現在は木村庄之助と式守伊之助。
たて‐ぎょく【建(て)玉】
株式の信用取引や商品の先物取引で、売買約定をしたまままだ未決済のもの。買ったままで未決済の状態を買建玉、売ったままで未決済の状態を売建玉という。ポジション。
たて‐く【立(て)句/竪句】
俳諧の連句で、第1句。単独に作られる発句(ほっく)と区別していう。