たなすえ‐の‐みつぎ【手末の調】
上代の租税の一。女子が織った布帛(ふはく)を献じたもの。→弓弭(ゆみはず)の調(みつぎ)
た‐な‐そこ【手底/掌】
《「たなぞこ」とも》てのひら。たなごころ。「軒より雨滴(あまだれ)を—に受け」〈鉄腸・南洋の大波瀾〉
たな‐だ【棚田】
急な傾斜地に、階段状に作った田。ライステラス。
たな‐だて【店立て】
[名](スル)家主が借家人を追い立てること。
たな‐ちん【店賃】
家の借り賃。家賃。借家料。
たな‐つ‐もの【穀】
《田からとれる物の意》 1 稲の種子。また、稲。「稲を以て—と為す」〈神代紀・上〉 2 穀物。「五つの—を送り給ふ」〈天智紀〉
たな‐てまえ【棚点前】
茶の湯で、茶道具を棚に飾り付けておいて行う点前。
タナトス【(ギリシャ)thanatos】
ギリシャ神話で、死を擬人化した神。眠りの兄弟、また夜の子とされる。 フロイトの用語で、生の本能に対する、無機物の不変性に帰ろうとする死の本能(衝動)のこと。
タナ‐トラジャ【Tana Toraja】
インドネシア中部、スラウェシ島中央部の山間地域の通称。オーストロネシア語系の先住民トラジャ人が多く居住し、名称は「トラジャ人の土地」を意味する。行政中心地はマカレ、観光・商業の中心地はランテパオ...
たななし‐おぶね【棚無し小舟】
船棚のない小さな舟。丸木舟、一枚棚の小舟など。「いづくにか舟泊(ふなは)てすらむ安礼(あれ)の崎漕ぎたみ行きし—」〈万・五八〉