たに【谷/渓/谿】
1 地表にできた狭くて細長いくぼ地。浸食作用でできた河谷(かこく)・氷食谷が一般的であるが、断層運動や褶曲(しゅうきょく)運動でできた断層谷や褶曲谷もある。「千尋の—」 2 細長くくぼんでいる部...
たに【谷】
姓氏の一。 [補説]「谷」姓の人物谷干城(たにかんじょう)谷啓(たにけい)谷甲州(たにこうしゅう)谷時中(たにじちゅう)谷干城(たにたてき)谷文晁(たにぶんちょう)谷桃子(たにももこ)
だに【壁蝨/蜱/蟎】
《古くは「たに」とも》 1 ダニ目の節足動物の総称。体は頭・胸・腹の区別がない楕円形で、ふつう歩脚は四対。種類が多く、人畜について血を吸うイエダニ・ツツガムシなどのほか、食料品につくコナダニ・ホ...
たに‐あい【谷間】
山と山との間のくぼんだ土地。たにま。
たに‐あし【谷足】
スキーで、斜面に横向きに立ったときの谷側(低いほう)にある足。⇔山足。
たに‐いけ【谷池】
ため池の一種。山や丘陵部などの谷間をせき止めて水をためたもの。→皿池
たに‐うつぎ【谷空木】
スイカズラ科の落葉低木。本州以北の日本海側の山地に自生。葉は卵形で先がとがり、裏面は白っぽい。5月ごろ、紅色の花が集まって咲く。《季 夏》
たにおか‐やすじ【谷岡ヤスジ】
[1942〜1999]漫画家。愛媛の生まれ。本名、泰次(やすつぐ)。強烈なタッチで描かれたナンセンスなギャグ漫画を発表。個性的なキャラクターと台詞(せりふ)回しで話題を呼び、「鼻血ブー」など多く...
たに‐おとし【谷落(と)し】
柔道の横捨て身技の一。組んだ相手をあおって起こし、崩すと同時に片足を横から相手両足の後方に深く突っ込み、自分の体を捨てて相手を真後ろに倒す技。
たに‐おり【谷折(り)】
紙などを折る時に、折り目が内側に隠れるようにする折り方。⇔山折り。