たまご‐たけ【卵茸】
テングタケ科のキノコ。夏から秋に、山林内に生え、傘の色は鮮紅色、ひだや茎は黄色。根元は卵状の白い壺(つぼ)で包まれる。食用になるが、日本ではあまり食べない。
たまご‐つなぎ【卵繋ぎ】
そば切りなどで、つなぎに鶏卵を用いること。また、そのもの。
たまご‐てんぐたけ【卵天狗茸】
テングタケ科のキノコ。初めは卵形。平らに開くと傘の直径7〜10センチで、表面は帯黄緑色または暗緑色、ひだや茎は白い。根元は卵状の白い壺(つぼ)で包まれる。日本をはじめ北半球に広く分布。近縁のシロ...
たま‐ごと【玉琴】
玉で飾った琴。また、琴の美称。「—、和歌に心をなし」〈浮・織留・六〉
たまご‐どうふ【卵豆腐】
鶏卵をといて同量または2倍のだし汁を加え、調味し、流し箱で蒸し豆腐状に固めたもの。
たまご‐とじ【卵綴じ】
1 汁の多い煮物の仕上げに鶏卵をといて流し、材料を包むようにした料理。 2 かけうどん・かけそばの上に鶏卵をといて流し込み、とじたもの。
たまご‐どんぶり【卵丼】
タマネギを煮たものにといた鶏卵を流し込んで固め、どんぶりの飯にかけたもの。たまどん。
たまご‐なり【卵形】
「たまごがた」に同じ。「—の胴がふわっと乗かっている様子は」〈漱石・草枕〉
卵(たまご)に目鼻(めはな)
色白でかわいらしい顔だちのたとえ。
卵(たまご)の四角(しかく)と女郎(じょろう)の誠(まこと)
四角い卵がないように、遊女が客に真心をもつはずがないこと。あるはずのないことのたとえ。