たま‐うどぅん【玉陵】
沖縄県那覇市にある、琉球王国第二尚氏王統の墓。16世紀初頭、尚真王によって、父の尚円王を葬るために造られた。沖縄戦で大きな被害を受けるが、戦後に修復され、昭和47年(1972)全体が国指定史跡、...
たまえ【賜え/給え】
《補助動詞「たまう」の命令形》 1 恩恵をお授けください、与えてくださいの意を表す。現代では文語的な文に用いる。「神よ、恵みを垂れ—」 2 (給え)友人または目下の者に対する、穏やかな命令の意を...
たま‐おくり【霊送り/魂送り】
「精霊(しょうりょう)送り」に同じ。《季 秋》「—身にそふくさの夕かな/暁台」⇔霊迎(たまむか)え。
たまおくり‐び【霊送り火】
「送り火」に同じ。
たまおし‐こがね【球押金亀子】
コガネムシ科の一群の昆虫。獣糞を丸め、後ろ向きに後ろ脚で転がして巣に運び、これに卵が産め込まれ、幼虫は内部を食べ、蛹(さなぎ)から成虫になって出てくる。地中海沿岸・アフリカ・インド・中国・台湾な...
たま‐おち【玉落ち】
江戸時代、春・夏・冬の年3回、浅草の蔵前で旗本・御家人に知行米・扶持米(ふちまい)を交付する順を決める抽選法。各自の氏名および受け取り高を記した紙片を丸めて箱に入れ、その中から下に落ちた紙片の人...
たまお‐の‐ほし【魂緒の星】
⇒魂讃(たまほめ)星
たま‐おり【玉織(り)】
⇒玉糸織り
たまか
[形動][文][ナリ] 1 倹約でつましいさま。「新たに湯を沸かす手数と、薪の倹約とが出来るので、田舎の—な家ではよくやる事だ」〈左千夫・春の潮〉 2 細かい点にまで心を配って物事をするさま。誠...
たま‐がき【玉垣】
《古くは「たまかき」》皇居・神社の周囲に巡らした垣。垣が二重にあるときは外側のものをいう。斎垣(いがき)。瑞垣(みずがき)。