た・む【回む/廻む/迂む】
[動マ上二] 1 まわる。めぐる。「沖つ鳥鴨といふ舟は也良の崎—・みて漕ぎ来と聞こえ来ぬかも」〈万・三八六七〉 2 道などが折れ曲がる。「岡崎(をかさき)の—・みたる道を」〈万・二三六三〉
た・む【溜む】
[動マ下二]「た(溜)める」の文語形。
た・む【矯む】
[動マ下二]「た(矯)める」の文語形。
だ・む【訛む】
[動マ五(四)]《古くは「たむ」とも》言葉がなまる。声がにごる。「聞馴れぬ—・みたる声が聞えた」〈魯庵・社会百面相〉 「言葉—・みて」〈源・橋姫〉 [補説]「た(回)む」からの派生で、文や言葉が...
だ・む【彩む】
[動マ四]《「たむ」とも》 1 彩色する。いろどる。「赤木の柄(つか)の刀に—・みたる扇差し添へ」〈義経記・七〉 2 金箔や銀箔をはる。「一つを五匁づつにして上を金銀に—・みて」〈浮・一代男・八〉
た‐むかい【手向かひ】
「てむかい」に同じ。「人は言へども—もせず」〈神武紀・歌謡〉
タムガディ【Thamugadi】
アルジェリア北東部にある都市遺跡、ティムガッドの古代名。
タムガリ【Tamgal'/Тамгалы】
カザフスタン南東部、アルマトイ州にある渓谷。アルマトイの北西約180キロメートルに位置する。青銅器時代から鉄器時代にかけての住居や祭祀場の遺跡があり、周辺には動物などを描いた5000点以上もの岩...
タムガル【Tamgal'/Тамгалы】
⇒タムガリ
タムグルート【Tamegroute】
モロッコ南東部の村。ドラア川が刻む谷間に位置する。イスラム教の聖人ムハンマド=ベンナサイルの霊廟があり、イスラム神秘主義教団の本拠地となっている。陶器の生産が盛ん。