たゆう‐もと【太夫元】
演劇・演芸などの興行責任者。本来は役者全体を監督する者をいった。江戸では座元が兼ねた。
たゆ‐げ【弛げ/懈げ】
[形動][文][ナリ]疲れてぐったりしたさま。だるそうなさま。「—に頰杖をついている」
タユゲテ【Taygete】
木星の第20衛星。他の多くの惑星とは逆向きに公転する。2000年に発見。名の由来はギリシャ神話のゼウスの愛人。非球形で平均直径は約5キロ。タイゲテ。
たゆたい【揺蕩い/猶予い】
たゆたうこと。「梢の—」「気持ちの—」
たゆた・う【揺蕩う/猶予う】
[動ワ五(ハ四)] 1 ゆらゆらと揺れ動いて定まらない。「波間に小舟が—・う」 2 気持ちが定まらずためらう。心を決めかねる。「強悪非道の曲物(くせもの)も女と見て少し—・う内に」〈鉄腸・花間鶯〉
たゆみ【弛み】
たゆむこと。緊張がゆるむこと。油断。「—もなく励む」
たゆみ‐な・い【弛み無い】
[形][文]たゆみな・し[ク]心のゆるむことがない。なまけない。とだえることがない。「—・い努力」
たゆ・む【弛む】
[動マ五(四)] 1 (ふつう、打消しの語を伴って用いる)緊張がゆるむ。油断する。なまける。「倦(う)まず—・まず励む」 2 勢いが弱まる。「たぐへくる松の嵐や—・むらむ尾上にかへるさをしかの...
たゆら
[形動ナリ]語義未詳。揺れ動いて安定しないさまの意か。たよら。「筑波嶺の岩もとどろに落つる水よにも—に我が思はなくに」〈万・三三九二〉