たら‐じゅ【多羅樹】
ヤシ科の常緑高木。高さ約20メートル。葉は手のひら状の複葉。インドで古くから葉を短冊状に切り、鉄針で経典を書くのに用いた。うちわやし。
たら・す【垂らす】
[動サ五(四)] 1 たれるようにする。ぶらさげる。「前髪を—・す」「釣り糸を—・す」 2 液体などを少しずつ流し落とす。したたらす。「よだれを—・す」
たら・す【誑す/蕩す】
[動サ五(四)] 1 ことば巧みにだます。たぶらかす。「女を—・すことがお上手ですのね」〈木下尚江・良人の自白〉 2 子供などをなだめすかす。「泣く子を—・し」〈浮・一代男・四〉
タラスコン【Tarascon】
フランス南部、ブーシュ‐デュ‐ローヌ県の町。ローヌ川に面する。ローマとニームを結ぶ軍事上の要地にあり、14世紀から15世紀にプロバンス伯が建てたタラスコン城がある。19世紀にはドーデの小説「タル...
タラス‐ブーリバ【Taras Bulba】
ヤナーチェクの管弦楽による狂詩曲。全3曲。1915年から1918年にかけて作曲。ゴーゴリの同名の小説に基づく。
たら‐ず【足らず】
[接尾]数詞に付く。 1 その数値に満たないという意を表す。…弱(じゃく)。「一〇人—の集まり」 2 その数値にも満たないほどだと、小さいことを強調する意を表す。たった…ぐらい。「三畳—の部屋」
たらず‐がち【不足勝ち】
[形動][文][ナリ]不足なことが多いさま。「衣食も—なれば」〈鴎外・舞姫〉
たらず‐まい【不足前】
⇒たらずまえ(不足前)
たらず‐まえ【不足前】
《「たらずまい」とも》足りない分。不足分。また、不足を補充する分。たしまえ。「稼いでも稼いでも、朝夕の出入に—を責められ」〈柳浪・黒蜥蜴〉
タラソテラピー【(フランス)thalassothérapie】
海洋療法。海藻を食べたり体に塗って赤外線を浴びたりする療法や、海水プールでの弛緩(しかん)療法などさまざまな療法がある。