た‐りき【他力】
1 自分以外のものの力。他人の助力。⇔自力。 2 仏語。衆生(しゅじょう)を悟りに導く仏・菩薩(ぼさつ)の力。仏・菩薩の加護。特に、浄土門で、一切の衆生を救おうと発願した阿弥陀仏の力。弥陀の本願...
たりき‐きょう【他力教】
阿弥陀仏の本願の力に頼ってのみ救われると説く教え。他力門。⇔自力教。
たりき‐しゅう【他力宗】
ひたすら阿弥陀仏を信仰し、その力によって成仏することを求める宗派。浄土宗・浄土真宗など。⇔自力宗。
たりき‐ねんぶつ【他力念仏】
他力の救いを信じて阿弥陀仏の名を唱える念仏。⇔自力念仏。
たりき‐ほんがん【他力本願】
1 《他力(阿弥陀仏)の本願の意》仏語。自らの修行の功徳によって悟りを得るのでなく、阿弥陀仏の本願によって救済されること。浄土教の言葉。 2 《誤用が定着したものか》俗に、自分の努力でするのでは...
たりき‐もん【他力門】
「他力教」に同じ。
たり‐くび【垂領/垂頸】
襟(えり)を肩から胸の左右に垂らし、引き合わせて着用すること。直垂(ひたたれ)・素襖(すおう)などの方領(ほうりょう)はこの形式。水干(すいかん)は盤領(まるえり)であるが、鎌倉時代のころから襟...
たり◦けり
[連語]《完了の助動詞「たり」の連用形+過去の助動詞「けり」》…ていた。…てしまったことだ。「飼ひける犬の、暗けれど主を知りて飛びつき—◦けるとぞ」〈徒然・八九〉
タリス【TALIS】
《Teaching and Learning International Survey》⇒国際教員指導環境調査
タリスげんそうきょく【タリス幻想曲】
《原題、Tallis Fantasia》⇒トマスタリスの主題による幻想曲