たれ‐ながし【垂れ流し】
[名](スル)たれながすこと。「—公害」
たれ‐なが・す【垂れ流す】
[動サ五(四)] 1 大小便を無意識のうちに出してしまう。また、排泄した大小便を始末しないで放置する。「—・して歩く」 2 工場廃水や汚水などを処理しないまま、河川・海・下水道などへ放流する。「...
たれ‐ぬの【垂れ布】
1 部屋の出入り口などに垂れ下げた布。平安時代には、帳(とばり)の役もした。「湯殿の—をときおろして」〈宇治拾遺・三〉 2 看板がわりに店に垂れ下げるのれん。「下京に目くすしあり。—に、金こ目く...
たれ‐の‐ひと【誰の人】
なんという人。どういう人。たれびと。「さ雄鹿の萩に貫き置ける露の白玉あふさわに—かも手に巻かむちふ」〈万・一五四七〉
たれ‐びと【誰人】
[代]不定称の人代名詞。なんという人。どんな人。だれ。「—にも見出し得ぬ訳だ」〈漱石・吾輩は猫である〉
たれ‐まく【垂れ幕】
垂れ下げた幕。特に懸垂幕や横断幕のこと。
たれ‐みそ【垂れ味噌】
煮物などの調味料で、味噌に水を加えて煮つめ、袋でこして滴らせた汁。たれ。
たれ‐みみ【垂れ耳】
1 耳たぶの垂れ下がった耳。 2 犬などの、立っていない耳。
たれ‐め【垂れ目】
目じりが下がっていること。また、その目。下がり目。
たれ‐もの【垂れ物】
生け花の花材で、垂れさせて生けることのできるもの。