たんな【手綱】
《「たづな」の音変化》 1 馬の手綱。〈日葡〉 2 したおび。ふんどし。「この子、ちりめんの—をして」〈仮・仁勢物語・上〉
たんな‐だんそう【丹那断層】
静岡県東部函南(かんなみ)町から伊豆市まで、約30キロメートルにわたる活断層。700年から1000年周期で大地震が起こると考えられている。昭和5年(1930)11月26日の北伊豆地震の際に、最大...
タンナ‐とう【タンナ島】
《Tanna》南太平洋、ニューヘブリディーズ諸島の火山島。バヌアツ領。首都ポートビラがあるエファテ島の南東約200キロメートルに位置する。活火山のヤスール山は、マグマが噴出する火口に近づける山と...
たんな‐トンネル【丹那トンネル】
東海道本線の熱海(あたみ)・函南(かんなみ)間のトンネル。長さ7841メートル。工事着工から16年かかり、昭和9年(1934)開通。北側に新丹那トンネルがある。
たん◦なり
[連語]《完了の助動詞「たり」の連体形に伝聞推定の助動詞「なり」の付いた「たるなり」の音変化》…たそうだ。…たらしい。「君は小督(こがう)ゆゑにおぼしめし沈ませ給ひ—◦なり」〈平家・六〉
たん‐なる【単なる】
[連体]それだけで、ほかに何も含まないさま。ただの。「—うわさにすぎない」
たん‐なんこう【単軟膏】
蜜蝋(みつろう)に植物油をまぜて製した黄色の軟膏。他の軟膏をつくる基剤。
タンナー【tanner】
なめし革業者。
タンナーゼ【tannase】
エステラーゼの一。タンニン酸を加水分解して没食子酸にする反応を触媒する酵素。