ひら‐で【枚手/葉手/葉盤】
大嘗会(だいじょうえ)などの際、菜菓などを盛って神に供えた器。数枚の柏(かしわ)の葉を竹ひごなどで刺しとじて円く作ったもの。後世、この形の土器(かわらけ)をもいう。枚次(ひらすき)。
ひょう‐の‐やま【標の山】
大嘗祭(だいじょうさい)のとき、大嘗宮の前に悠紀(ゆき)・主基(すき)の両国の役人が立ち並ぶ位置を示すための目印。山形に作り、榊(さかき)・木綿(ゆう)・日月などの装飾を施したもので、各地の祭礼...
ひだり‐の‐おおいもうちぎみ【左大臣】
⇒さだいじん(左大臣)
ひだり‐の‐おとど【左大臣】
⇒さだいじん(左大臣)
はやと‐まい【隼人舞】
上代に薩摩・大隅(おおすみ)地方にいた隼人の風俗歌舞。その祖先、火照命(ほでりのみこと)の水におぼれるさまを写すという。平安時代には大嘗会(だいじょうえ)に舞われた。
ハッシュ‐ち【ハッシュ値】
《hashed value》元の数値や文字列から固定長の疑似乱数を作るハッシュ関数で算出される値。メッセージダイジェスト。
ふぞく‐まい【風俗舞】
古代、地方の国々に伝承されていた舞。宮廷に献上されて大嘗会(だいじょうえ)などに行われた。隼人(はやと)舞・久米(くめ)舞など。国風舞(くにぶりのまい)。ふうぞくまい。
なみ‐ぎぬ【波衣】
大嘗祭(だいじょうさい)のとき、天皇が沐浴(もくよく)する湯槽(ゆぶね)におおう絹。
にえ‐どの【贄殿】
1 大嘗会(だいじょうえ)のとき、悠紀(ゆき)・主基(すき)の内院において神供(じんく)を納めておく殿舎。 2 宮中の内膳司(ないぜんし)にあって諸国から献上の贄を納めておく所。 3 貴人の家で...
にじゅう‐りょう【二十寮】
律令制で、太政官(だいじょうかん)八省に属した20の寮。大舎人(おおとねり)・図書(ずしょ)・内蔵(くら)・縫殿(ぬいどの)・内匠(たくみ)・大学・雅楽(うた)・玄蕃(げんば)・諸陵・主計(かず...