だいぼう‐あみ【大謀網】
定置網の一。岸近くから沖にかけて張る垣網と、魚の入る網口をあけた楕円形の身網とからなり、沿岸を回遊するブリ・マグロ・イワシなどを捕る。
だいぼうふううじだい【大暴風雨時代】
前田河広一郎の長編小説。大正13年(1924)刊行。
だい‐ぼさつ【大菩薩】
1 菩薩の尊称。 2 修行が進んで不退の位に上った菩薩。退転の菩薩を小菩薩というのに対していう。 3 「八幡(はちまん)大菩薩」の略。
だいぼさつ‐だけ【大菩薩岳】
⇒大菩薩嶺(れい)
だいぼさつ‐とうげ【大菩薩峠】
山梨県北東部にある峠。多摩川上流と甲府盆地とを結ぶ、青梅(おうめ)街道の要所。 中里介山の長編小説。大正2年(1913)から昭和16年(1941)にかけて発表。作者の死により未完。幕末を舞台...
だいぼさつ‐れい【大菩薩嶺】
山梨県北東部にある山。標高2057メートル。大菩薩峠の北約2キロメートルに位置する。山頂南面は草原が広がり、眺望もよい。山麓には天目山・景徳院など、戦国武将の武田氏に関する史跡が多い。秩父多摩甲...
だいぼだい‐じ【大菩提寺】
インド北東部、ビハール州の仏教の聖地ブッダガヤにある寺院。紀元前3世紀頃にアショカ王が建立した寺院を起源とし、5、6世紀頃に高さ52メートルの石造の大塔が建てられた。釈迦(しゃか)が6年間の苦行...
たい‐ぼん【大犯】
《「だいぼん」とも》大きな罪。重大な罪。大罪。「この重衡卿—の悪人たるうへ」〈平家・一一〉
だい‐ぼんげ【大凡下】
身分の低い者。「みずから—の一人として」〈芥川・或旧友へ送る手記〉
だい‐ぼんてん【大梵天】
色界四禅天(しぜんてん)の中の初禅天にある天。また特に、初禅天の第三。梵衆天・梵輔天を従える天。また、その主。仏法の守護神。