だつ‐りゃく【奪略/奪掠】
[名](スル)力ずくで奪い取ること。略奪。「家畜が—される」〈中島敦・李陵〉
だつ‐りゅう【脱硫】
物質中に含まれている硫黄分または硫黄化合物を除去すること。
だつりゅう‐せい【脱粒性】
種子が成熟にともなって、穂や莢(さや)から自然に離れ落ちる性質。 [補説]稲や麦のような栽培植物は、脱粒性をもつ野生種から非脱粒性の種子を選択することで作出された。
だつ‐りょく【脱力】
[名](スル)からだから力が抜けて、ぐったりしてしまうこと。また、意欲・気力が衰えること。気持ちの張りがなくなること。「—感」「下肢—」「頓珍漢な受け答えに—する」
だつりょく‐かん【脱力感】
体から力が抜けてぐったりした感じ。「がっかりして—におそわれる」
だつりょく‐ほっさ【脱力発作】
1 ⇒情動脱力発作 2 癲癇(てんかん)の全般発作の一つ。全身または手足・首などの筋肉の力が抜け、崩れるように倒れる。意識を失うことが多い。失立発作。
だつ‐りん【脱輪】
[名](スル) 1 自動車・飛行機などの車輪が、走行中に外れること。 2 自動車などが、走行中に道路の外に車輪を踏み外すこと。落輪。「道端の側溝に—する」 3 列車が脱線すること。
だつりんさん‐か【脱燐酸化】
リン酸化されたたんぱく質からリン酸を除去する化学反応。プロテインホスファターゼによってリン酸エステル結合が加水分解され、リン酸基が脱離する。リン酸化とともに、生体内での情報伝達や酵素の活性調節な...
だつ‐りんさんかこうそ【脱燐酸化酵素】
⇒ホスファターゼ
だつ‐ろう【脱牢】
[名](スル) 1 牢から逃げ出すこと。脱獄。 2 束縛からのがれること。「この寂寥から—するために」〈三重吉・小鳥の巣〉